リソー教育に思う

学習塾大手のリソー教育が過去何年間も不適切会計を行っていたとして話題になっています。
昨年12月に「不適切な会計処理の疑義に関する調査のための第三者委員会設置に関するお知らせ」なるプレスリリースを行い、直後にS安2連発。その後株価は何故か持ち直しますが、本年2月10日に「第三者委員会の調査報告書受領に関するお知らせ 」で実際に不適切な会計処理があったことが明らかになり、過年度の四半期報告書にことごとく訂正が入りました。そこからS安3連発で、23000名もいる株主は今頃腸が煮えくりかえっているでしょう。

ちょっとスクリーニングすればわかることですが、このリソー教育は経営数値が素晴らしく、直近の四季報によるとROA11.6%、ROE27%。配当利回りも6%弱と驚異的なレベル。
競争の激しい塾業界で一人勝ちしているように見えていたため、実際自分もウォッチリストに入れてました。。。

このような一見優良に見えるけど、実は地雷だった・・・という銘柄は常に株式市場に存在しています。
最近では原発事故を起こした東電、粉飾決算をしていたオリンパス。優良企業が一晩でクソ株です。

襲い掛かってくる突発的な悪材料を避けて株式投資をすることは不可能であり、唯一の自己防衛策は投資銘柄を分散することだと思います。
分散すればするほど大きなパフォーマンスは挙げにくくなりますが、勝つことよりも大負けしないことの方が大切であることを忘れずにこれからも市場で戦っていきたいです。

2013年12月

2013年の日本市場は今日で終了ですが、今晩と明日の米国市場が終わってから12末の資産を計算したいと思います。
詳細なご報告は元日の夜になります。

アブラハム

月5万円の積み立てで1億円貯められる・・・というキャッチーな広告を打っていた投資助言・代理業のアブラハム・プライベートバンクが行政処分を食らいました。処分の理由や内容は個人的にはあまり興味がなく、月5万円で1億円・・・という件について一言言わせてもらいたいと思います。
実際に同社のサイトでシミュレーションができるのですが、月5万円を30年間積み立てれば1億になると言っています。しかしこれは年利10%で運用できた場合との注釈があり、あまりにも乱暴な前提条件です。5万*30*12=1800万ですので、運用せずに積み立て続けた場合、30年間で1800万円にしかなりません。つまり1800万の元本に対して、8200万もの運用益が出ると言っています。他人任せの運用でそんなことができるわけがないでしょう。素人を馬鹿にするのもいい加減にしてほしい。
運用のウの字も知らない担当者がこういう広告を思いついたのか、それとも素人には年利10%を出し続ける困難さがわからないことを知っていてあえてこういう内容にしているのか。どちらにしても腹が立ちます。投資をナメないでほしいですね。我々個人投資家は、こういう広告を見たときに「あれ、なんか違和感あるな」とカラクリを一瞬で見破る金融リテラシーを身につけなければいけませんね。そうでないとカモられます。


---- 以下引用 ----
[東京 11日 ロイター] - 金融庁は11日、アブラハム・プライベートバンク(東京都港区)が海外ファンドの商品を実質的に無登録で販売し、金融商品取引法に違反したとして、関東財務局が業務停止命令を出したと発表した。

業務停止期間は2014年4月10日までの6カ月間。証券取引等監視委員会による勧告を踏まえた措置で、登録取り消しに次ぐ重い処分となる。業務停止処分からは、既存契約の解約業務を除く。関東財務局は、責任の所在の明確化や投資家保護に万全の措置を講じるよう業務改善命令も出した。

投資助言・代理業の登録をするアブラハムは、金融商品の勧誘・販売を手掛けられないが、同社取締役が国外に設立した会社を通じ、アブラハムの顧客がファンドを購入した額に応じて海外ファンドから報酬を得て、持ち株会社のアブラハム・グループ・ホールディングスに還流。アブラハム・プライベートバンクの社員は持ち株会社からの出向のため、監視委は3社が実質的に一体となって無登録でファンド販売を手掛けていたと認定した。遅くとも2010年8月から13年5月までに、2792人の顧客が海外ファンドを取得した。

同社はウェブサイトに「金融機関や運用会社から販売手数料はもらっていない」と記載。同社より低い手数料のサービスの存在を知りながら同社の手数料を「最安値」と表示するなどしており、監視委は「著しく事実に相違したり、誤認させるような表示の広告」だとして、この点についても金商法違反と認定した。投資実績に不満を持った顧客からの依頼で2年分の報酬約900万円の免除もしており、これも顧客への追加の利益提供を禁じる金商法違反に当たると判断した。

監視委によれば、同社主力商品の発行体の経営状況やコンプライアンス体制、運用パフォーマンスなどには特段の問題は見られない。顧客資金を預かっていないため、消失の恐れもない。

同社は2007年に投資助言・代理業を登録。「月5万円で自分年金1億円を目指せる」などと広告し、顧客が海外ファンドを直接購入できるとうたってサービス「いつかはゆかし」を提供していた。

アブラハムは同日、「行政処分を厳粛に受け止め、早急にサービス提供体制の再構築を行い、法令順守体制を強化した改善策を責任を持って実行する」とのコメントを発表した。

3654 ヒト・コミュニケーションズ急騰

保有株のヒト・コミュニケーションズが先週木曜・金曜と二日連続のストップ高。一体何が起きたのかと思ったら、オリンピック & iPhone関連らしい(下記引用参照)。オリンピック関連なのだとしたら月曜日から吹っ飛ばないとおかしいと思うんだけど。開催が決定したのは日曜日だしね。
二日で600円も上げてしまったので最早割安感はなく、あるのは強烈なトレンドのみ。お別れの時期が近付いているような気がします。

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ヒト・コミュニケーションズ<3654>はストップ高と急動意。オリンピック関連銘柄の一角として関心が高まる展開になっているようだ。各種スポーツイベントにおいて、添乗員や通訳案内士の派遣、大会運営請負などの実績があるもよう。東京五輪開催に伴うビジネスチャンスの拡大期待がはやされる状況に。また、スマホなどの販促支援も手掛けており、NTTドコモ<9437>のiPhone発売を受けての思惑なども高まる格好か。

2154トラスト・テックが記念配を実施

PF6位の2154トラスト・テックが東証2部指定替えの記念配当を実施するようです。もともと30円の高配当(8/23終値720円、利回り4.1%)だった上に、更に10円の上乗せとは太っ腹すぎます。
269円で買っているので、40円配当なら利回り14.8%。こういうことがあるから株は止められません。。。トラスト・テックは自分が現在の投資手法に辿りついてから購入した初期の銘柄群なだけに、この当たりは素直にうれしいです。
日々精進し続けなければ足元をすくわれますので、これに驕ることなく、新たな手法の研究にも力を入れていきます。
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